静岡県新聞輸送本社にて1月4日仕事始め式を行い、当社社長の竹川裕之による年頭メッセージを送った。皆さん、明けましておめでとうございます。今年の正月は1日夕方に石川県で最大震度7を観測した能登半島地震、2日夕方には羽田空港で航空機の衝突事故が発生しました。相次ぐ大惨事で亡くなられた皆様のご冥福をお祈り致しますとともに、被災地や被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。さて、昨年2023年は新型コロナウイルスの感染上の位置づけが変更され、経済活動が本格的に再開しました。その一方で、世界経済、国際関係に深刻な事態をもたらしているロシアによるウクライナ侵攻やイスラエル・パレスチナ問題、さらに円安も絡んだ原油・燃料費・資材の高騰、異常気象による自然災害の多発など、大変厳しい環境が続いた一年でした。こうした中、弊社は昨年4月から「総合的な物流企業」への取り組みを本格的にスタートさせました。12月に4年ぶりに開催した社員総会では、この進捗状況を確認するとともに、さらなる飛躍を誓い合うことができました。社員の皆さんには、常に社のモットーである「安全、大切、確実」の精神を持って、日夜、確実な運行と配送、倉庫、整備、物販などの各事業に精力的に取り組んでいただいていることに改めて感謝いたします。「Be t he change 未来へつづく道、そして挑戦」。新しいキャッチフレーズを掲げたホームページも開設できました。今年は、既存事業をベースに、特に一般貨物と倉庫・ロジスティクスの両分野において戦略的に営業、施設の拡充を図っていきたいと考えています。同時にデジタル化を推進し、社内コミュニケーションと人づくりに向けた研修・交流活動も充実させます。一人ひとりがいろいろな業務に柔軟に対応できる意識、能力を養ってほしいと思います。そして日々の業務は安全第一、時間厳守で、声掛け確認とコスト意識の徹底を心掛けてください。2024年は「甲辰 龍 」年です。「辰」年は、陽の気が動いて万物が振動するので、活力旺盛になり大きく成長し、形が整っていく年だと言われています。「物流新時代」幕開けの年でもある今年、新聞読者やお取引先様、地域社会の皆様からの信頼にこたえるべく、新たなビジョンに向かって果敢に挑戦し、進化を実感できる昇り龍のごとく「飛翔」の年にしていきましょう。社員の皆さんが健康で一層、活躍し、働きがいのある一年になるよう祈念し、年頭のメッセージといたします。 以上